この記事の要点
- オスグッドは、成長期のスポーツで膝のお皿の下(すねの骨の出っぱり)が痛む状態です
- 運動量の調整と、膝まわりの筋力トレーニングで多くの子が良い方向へ向かったという研究があります
- 当院では、太もも・股関節・足首の動きと、ジャンプ・着地の仕方まで確かめ、運動量の目安をお伝えします
先に医療機関へご相談いただきたいとき
次のような場合は、整体より先に、整形外科などの医療機関を受診してください。
- 転んだ・ひねったあとに急に腫れて、体重をかけられない
- 膝が急に赤く腫れて熱をもっている、熱がある
- 膝が途中で引っかかって、曲げ伸ばしできなくなる(ロッキング)
- 安静にしていても強く痛む、夜中に痛みで目が覚める
- 膝のお皿の下の腫れが強い、膝が伸びきらない
当院でも、最初の検査でこうした状態がないかを確認します。必要な場合は、施術の前に医療機関の受診をおすすめしています。
どんな状態か
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)は、膝のお皿を通って、すねの骨の出っぱり(脛骨粗面)に付いています。成長期は骨が急に伸びる一方、この付け根はまだやわらかいため、ジャンプやダッシュをくり返すと引っぱられて痛みが出ます。これが「オスグッド・シュラッター病」です。
小学校高学年から中学生の、サッカー・バスケットボール・バレーボールなどをしている子に多く見られます。
こんな場面でつらくなりませんか
- ジャンプやダッシュのあと、膝のお皿の下が痛い
- 膝のお皿の下が出っぱってきた、押すと痛い
- 正座やしゃがむと膝の下が痛い
- 練習の後半や翌日に痛みが強くなる
研究でわかっていること
① 日本の中学生では
日本の中学生619人を超音波で調べた研究では、4.8%にオスグッドが見られました[1]。
② 運動量の調整と筋力トレーニング
10〜14歳の51人に、痛みに合わせた運動量の調整と、膝まわりの筋力トレーニングを行った研究では、12か月後に90%が「改善した」と答えました[2]。
※比べるグループのない研究なので、自然に良くなった分と分けることはできません。
③ 長引くこともあります
一方、診断から約4年後に43人を調べた研究では、60.5%がまだ膝の痛みを感じていました[3]。「成長が止まれば必ず治る」とは言い切れないため、痛みとうまく付き合いながら運動を続ける工夫が大切です。
GENRYUが検査すること
- 痛む場所と、ジャンプ・しゃがみ・片脚立ちでの痛みの変化
- 太ももの前・裏、ふくらはぎの硬さ
- 股関節・足首の動き
- 着地の仕方(膝が内側に入っていないか)
この結果を「基準」にして、条件を一つ変えたあとに、もう一度同じ検査をします。その場の変化を一緒に確認します。
ご自宅でできるセルフチェック
うつ伏せで片膝を曲げ、かかとがお尻にどこまで近づくかを左右で比べてみてください。太ももの前のつっぱりや膝の下の痛みが出る角度をメモします。保護者の方が手伝う場合は、無理に押さないでください。
痛みが強くなる場合は、無理をせず中止してください。
オスグッドのよくある質問
Q. 部活は休んだほうがいいですか?
A. 痛みの強さと練習量の関係を検査で確かめ、続けられる運動量の目安と体の使い方をお伝えします。整形外科で方針が出ている場合は、それに沿って進めます。
Q. ボキボキ鳴らしたり、強く押したりしますか?
A. そのような施術は行いません。
痛みが強い、腫れが続く、ほかの病気が心配な場合は、整形外科の受診もあわせてご検討ください。
初回の料金とご予約
通常 11,000円 → 初回限定 半額 5,500円(税込)/所要時間 約90分
※2回目以降は1回 11,000円(税込)です。
問診 → 検査 → 原因の見立て → 施術できる状態かの確認 → 施術 → 再検査 → セルフケアのご案内、の流れで、じっくり時間をとります。
LINEでは、お名前・お困りの症状・症状の経過・ご希望の施術日(曜日・時間帯)をお送りください。
電話 080-7982-0022(受付 9:00〜18:00)/営業時間 9:00〜19:00/定休日 日曜・祝日
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参考文献・引用文献
- [1] Ohtaka M, Hiramoto I, Minagawa H, et al. Musculoskeletal examination of junior high school students using a diagnostic ultrasound device: investigation of Osgood-Schlatter disease and its related factors. J Phys Fitness Sports Med. 2020;9(3):105-13. doi:10.7600/jpfsm.9.105 DOI
- [2] Rathleff MS, Winiarski L, Krommes K, et al. Activity modification and knee strengthening for Osgood-Schlatter disease: a prospective cohort study. Orthop J Sports Med. 2020;8(4):2325967120911106. doi:10.1177/2325967120911106 DOI
- [3] Guldhammer C, Rathleff MS, Jensen HP, Holden S. Long-term prognosis and impact of Osgood-Schlatter disease 4 years after diagnosis: a retrospective study. Orthop J Sports Med. 2019;7(10):2325967119878136. doi:10.1177/2325967119878136 DOI