この記事の要点
- ランナー膝(腸脛靱帯炎)は、ランナーの膝の外側の痛みで最も多いものです
- お尻の横の筋肉を鍛える方法が、有望な方法として報告されています
- 当院では、片脚で立つ・しゃがむときの膝と骨盤の動き、走り方まで確かめます
先に医療機関へご相談いただきたいとき
次のような場合は、整体より先に、整形外科などの医療機関を受診してください。
- 転んだ・ひねったあとに急に腫れて、体重をかけられない
- 膝が急に赤く腫れて熱をもっている、熱がある
- 膝が途中で引っかかって、曲げ伸ばしできなくなる(ロッキング)
- 安静にしていても強く痛む、夜中に痛みで目が覚める
当院でも、最初の検査でこうした状態がないかを確認します。必要な場合は、施術の前に医療機関の受診をおすすめしています。
どんな状態か
腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)は、骨盤の横から太ももの外側を通って、膝の外側に付く、帯のような組織です。走るときに膝の曲げ伸ばしをくり返すことで、膝の外側に痛みが出る状態を「腸脛靱帯炎(ランナー膝)」といいます。
こんな場面でつらくなりませんか
- 走り始めは平気でも、一定の距離を超えると膝の外側が痛くなる
- 下り坂や階段の下りで、膝の外側が痛い
- 走るのをやめると痛みが引く
- ランニングの距離を急に増やした
研究でわかっていること
① ランナーに多い痛みです
研究をまとめた報告では、腸脛靱帯炎はランナーの膝の外側の痛みで最も多く、ランナーの5〜14%に起こると推定されています。原因については、研究の結果が一致していません[1]。
② お尻の横の筋肉を鍛える
13件の研究のまとめでは、お尻の横の筋肉(股関節を外に開く筋肉)を鍛える方法が共通しており、2〜8週間で痛みが軽くなっていました[2]。
※研究の数が少なく結果もばらつくため、「有望な方法」の段階です。
GENRYUが検査すること
- 片脚で立つ・しゃがむときの膝と骨盤の動き
- お尻の横の筋力
- 走り方(スマホの動画で一緒に確認)
- 足首・足裏の動き
この結果を「基準」にして、条件を一つ変えたあとに、もう一度同じ検査をします。その場の変化を一緒に確認します。
ご自宅でできるセルフチェック
片脚で立ち、ゆっくり膝を軽く曲げてみてください。鏡で、膝がつま先より内側に入らないか、骨盤が傾かないかを左右で比べます。違いがあれば、メモしておくと変化を比べる基準になります。
痛みが強くなる場合は、無理をせず中止してください。
ランナー膝のよくある質問
Q. 走るのはやめたほうがいいですか?
A. 痛みが出る距離やペースを検査の中で確かめ、続けられる量の目安と走り方のポイントをお伝えします。
Q. 大会が近いのですが。
A. 大会までの期間と練習の予定を伺い、その中でできることを一緒に考えます。
Q. ボキボキ鳴らしたり、強く押したりしますか?
A. そのような施術は行いません。
初回の料金とご予約
通常 11,000円 → 初回限定 半額 5,500円(税込)/所要時間 約90分
※2回目以降は1回 11,000円(税込)です。
問診 → 検査 → 原因の見立て → 施術できる状態かの確認 → 施術 → 再検査 → セルフケアのご案内、の流れで、じっくり時間をとります。
LINEでは、お名前・お困りの症状・症状の経過・ご希望の施術日(曜日・時間帯)をお送りください。
電話 080-7982-0022(受付 9:00〜18:00)/営業時間 9:00〜19:00/定休日 日曜・祝日
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参考文献・引用文献
- [1] van der Worp MP, van der Horst N, de Wijer A, et al. Iliotibial band syndrome in runners: a systematic review. Sports Med. 2012;42(11):969-92. doi:10.2165/11635400-000000000-00000 / PMID 22994651 PubMed
- [2] Sanchez-Alvarado A, Bokil C, Cassel M, Engel T. Effects of conservative treatment strategies for iliotibial band syndrome on pain and function in runners: a systematic review. Front Sports Act Living. 2024;6. doi:10.3389/fspor.2024.1386456 DOI