頚椎ヘルニア(首から肩甲骨・腕・指先の痛み・しびれ)

この​記事の​要点

  • 頚椎ヘルニアは、首の椎間板の一部が神経の根元を刺激し、首から腕・指先に痛みやしびれが出る状態です
  • 症状のない人のMRIにも、椎間板の変化はよく写ります。画像だけでなく、今の動きと神経の状態を確かめることが大切です
  • 当院では医師の診断を前提に、腕の症状が変わる首の動きを検査し、ご自宅でのセルフケアまでお伝えします

先に​医療機関へ​ご相談いただきたいとき

次のような場合は、整体より先に、医療機関を受診してください。

  • 手や足のしびれ、力が入らない、箸やボタンが使いにくい、歩きにくい
  • 突然の激しい頭痛、今までに経験したことのない頭痛
  • ろれつが回らない、めまい、ものが二重に見える
  • 熱がある、首の後ろが強く痛んで前に曲げられない
  • 交通事故や転倒の直後、強い痛みがある

当院でも、最初の検査でこうした状態がないかを確認します。必要な場合は、施術の前に医療機関の受診をおすすめしています。

どんな​状態か

首の骨と骨の間には、クッションの役目をする「椎間板」があります。その一部が飛び出して神経の根元を刺激すると、首から肩甲骨のあたり、腕、手にかけて痛みやしびれが出ることがあります。これが頚椎ヘルニアです。

こんな​場面で​つらく​なりませんか

  • 上を向く、首を後ろや横に傾けると、腕にひびく
  • パソコン作業のあと、指先がしびれる
  • 腕を頭の上にのせると少し楽になる
  • 肩甲骨の内側がうずくように痛む

研究で​わかっていること

① 画像の​変化は、​症状の​ない人にも​よく​見られます

症状のない497人の首をMRIで調べた研究では、60歳以上で椎間板の約9割に年齢による変化があり、7.6%の人に脊髄を圧迫するほどの椎間板のふくらみがありました[1]。症状のない日本人1,211人を調べた研究でも、椎間板のふくらみが87.6%の人に見られました[2]。

② 多くは​時間と​ともに​改善に​向かいます

研究をまとめた報告では、頚椎ヘルニアによる腕の症状は、発症から4〜6か月のあいだに大きく改善する傾向があるとされています[3]。

GENRYUが​検査すること

  1. どの方向に首を動かすと腕の症状が変わるか
  2. 肩甲骨や胸の背骨の動き
  3. 腕や手の感覚、握る力

この結果を「基準」にして、条件を一つ変えたあとに、もう一度同じ検査をします。その場の変化を一緒に確認します。

ボタンが留めにくい・箸が使いにくいなど手の細かい動きがしにくい、歩きにくい、力が入らない。このような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

ご自宅で​できる​セルフチェック

上を向く、右・左に倒す、右・左に回す。それぞれゆっくり1回ずつ動かして、どの方向で腕や指先にひびくかをメモします。ひびきが強くなる動きは、それ以上続けないでください。

頚椎ヘルニアの​よくある​質問

Q. 頚椎ヘルニアと診断されています。受けられますか?

A. はい、受けられます。医師の診断を前提に、首にかかる負担を減らせる動き方を一緒に探します。手のしびれや力の入りにくさが強い場合は、先に医療機関での確認をおすすめします。

Q. 手術をすすめられています。

A. 手術を受けるかどうかは、主治医とよくご相談ください。当院では、手術の要否は判断しません。

Q. 首をボキッと鳴らしたり、強く押したりしますか?

A. そのような施術は行いません。

頚椎ヘルニアで​ご来院された​方の声

首のヘルニアと診断され、半年痛みが続いていた方(大分市)

「ほんと触ってるだけのように感じるのに、不思議です。」

※ご本人の言葉を掲載しています(一部省略)。個人の感想であり、効果には個人差があります。迷われる場合は専門家にご相談ください。

頚椎ヘルニアと診断され、首の痛みが続いていた方(大分市)

初回の​料金と​ご予約

通常 11,000円 → 初回限定 半額 5,500円(税込)/所要時間 約90分
※2回目以降は1回 11,000円(税込)です。

問診 → 検査 → 原因の見立て → 施術できる状態かの確認 → 施術 → 再検査 → セルフケアのご案内、の流れで、じっくり時間をとります。

LINEでは、お名前・お困りの症状・症状の経過・ご希望の施術日(曜日・時間帯)をお送りください。

電話 080-7982-0022(受付 9:00〜18:00)/営業時間 9:00〜19:00/定休日 日曜・祝日

関連する​症状の​ページ

首の痛み(入口) / 寝違え / むちうち / 頸椎症 / 肩こり・肩の痛み

参考文献・​引用文献

  • [1] Matsumoto M, Fujimura Y, Suzuki N, et al. MRI of cervical intervertebral discs in asymptomatic subjects. J Bone Joint Surg Br. 1998;80(1):19-24. doi:10.1302/0301-620X.80B1.7929 / PMID 9460946 PubMed
  • [2] Nakashima H, et al. Abnormal findings on magnetic resonance images of the cervical spines in 1211 asymptomatic subjects. Spine. 2015;40(6):392-8. doi:10.1097/BRS.0000000000000775 PubMed
  • [3] Wong JJ, Côté P, Quesnele JJ, et al. The course and prognostic factors of symptomatic cervical disc herniation with radiculopathy: a systematic review of the literature. Spine J. 2014;14(8):1781-9. doi:10.1016/j.spinee.2014.02.032 / PMID 24614255 PubMed